ER Pile


-杭頭部鋼管巻き場所打ちコンクリート杭工法-

工法概要

ER Pile(Earthquake Resistant Pile)工法は、場所打ちコンクリート杭の杭頭部に平鋼管を設置することによって、せん断耐力・曲げ耐力を向上させた経済性かつ調達力に優れた工法です。
鋼管下端部に工場溶接で取り付けた突起リングにより、鋼管鉄筋コンクリート杭部から鉄筋コンクリート杭部へ応力伝達させて一体化する耐震場所打ち杭工法です。

≪ER Pile概要図≫※クリックで拡大表示します

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ER Pile工法 工法リーフレット(406KB) PDF
建築技術性能証明書(743KB) PDF

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特長

(1)優れた耐震性能

鋼管と鉄筋コンクリートの複合構造なので、靱性(ねばり強さ)が高く地震に強い杭です。

(2)環境に配慮

杭の軸部径を細くできるので、掘削残土・コンクリート量を大幅に低減できる、環境に優しい工法です。

(3)経済的な設計

鋼管の材質・径・厚さ・長さを変えることができるため設計自由度が高く、経済的な設計が可能です。

(4)確かな品質

杭頭部には突起リングを取り付けた平鋼管を用いるため、信頼性が高く調達力も優れています。

(5)高強度鋼管に対応

従来の鋼管よりも強度の高いものを使用することができるため、より幅広い設計が可能となります。

(6)高強度コンクリートに対応

コンクリートの設計基準強度はFc=45N/mm2まで使用することができ、大きな支持力を採用することができます。

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施工法

《概要》

場所打ちコンクリート杭の頭部に、突起リング付き鋼管を設置して鋼管鉄筋コンクリート杭を築造します。
突起リング付き鋼管の設置方法と時期により(1)同時建込み工法(2)コンクリート打設後圧入工法の2つの施工法がありますが、現在ではほとんどが鋼管と鉄筋かごを同時に建込む(1)の同時建込み工法が採用されています。

《施工順序》

※クリックで拡大表示します

使用材料

《構造規定》

部位 項目 標準仕様
鋼管 直径 sD φ700*~φ2500mm
板厚 st 9mm*以上。ただしsD/st≦200
突起リング 板厚 tz 6mm≦tz≦25mm。ただし、50≦sD/tz≦200
段数 n 2段以上4段以下(先端突起リングを含む)
コンクリート 設計基準強度 Fc 18≦Fc≦45N/mm2
コンクリートの呼び強度は、設計基準強度とする(構造体強度補正値(mSn)は0N/mm2とする)。
継手部 長さ 鋼管の下端から上方へ杭径の1.0倍かつ主筋呼び径の30倍とする。
配筋仕様 主筋・せん断補強筋共に直下のRC杭と同配筋とする。

*同時建込み工法の場合

《コンクリートの許容応力度》

コンクリートの
種類
普通コンクリート
長期 圧縮 せん断 付着
Fc/4 Fc/40又は
3/4{0.49+Fc/100}
のうち何れか小さい数値
3Fc/40又は
3/4{1.35+Fc/25} のうち何れか小さい数値
短期 長期の2倍 長期の1.5倍 長期の1.5倍

《鋼材の基準強度・引張強度・許容応力度(N/mm2)》

鋼材の種類 基準
強度
sF
引張
強度
FU
許容応力度 規格
長期 短期
圧縮、引張、
曲げ
せん断 圧縮、引張、
曲げ、せん断
SKK400等 235 400 sF/1.5 sF/(1.5√3) 長期の
1.5倍
JIS
SKK490等 325 490
JFE-HT570P 400 570 国土交通
大臣認定
NSPP520 400 520

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継手部の設計方法

突起リングの支圧耐力の算出方法および継手部の設計方法については、お問い合わせください。

支持層の確認方法

組み合わせて使用する拡底杭工法などによる

支持力算定式

「建築構造設計指針/東京都建築構造行政連絡会」等、各行政指導による

施 工

《施工地盤》

組み合わせて使用する拡底杭工法などによる

《施工能率》

組み合わせて使用する拡底杭工法などによる

建築技術 性能証明番号 取得年月日 適応杭径 適応先端地盤
GBRC
性能証明 第12-16
H24.09.07 鋼管径*
φ700~2500mm
組み合わせて使用する
拡底杭工法などによる

*同時建込み工法の場合

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