MAGNUM工法

工法概要

MAGNUM工法は、MAGNUM-BASIC工法を発展させた、プレボーリング拡大根固め工法に分類されます。
根固め部掘削径との拡大比ωと杭下拡大根固め部長さ LL を可変する事が出来、下杭に節杭を使用した事で、 先端支持力係数αを大きく設定することが出来ます。
また適用範囲(施工長、杭径、使用杭)が広がり、自由な設計が可能となりました。
施工は杭全長をシンプルなストレート掘削で行い、確実な施工管理によって高い品質を確保します。
使用する杭材料は、一般的なストレート杭(ST杭、拡頭杭を含む)鋼管杭、節杭※1を用い、全国で安定した 供給が可能です。
充填する杭周充填液や根固め液には、ポルトランドセメント・高炉セメント・シリカセメントや、環境に配慮 したエコセメント等が使用可能です。

※1下杭に節杭を必ず使用


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工法カタログ カタログ(4,832KB) PDF
MAGNUM工法
認定書
認定書(砂質地盤)(331KB) PDF
認定書(礫質地盤)(320KB) PDF
認定書(粘土質地盤)(331KB) PDF
引抜き方向の許容支持力 建築技術性能証明書 (487KB) PDF

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施工法

《概要》

掘削ヘッドとオーガースクリュー(スクリュー・スリットスクリュー)、撹拌ロッドを使用し、適宜掘削液を使用しながら掘削する。 掘削所定深度に達したら、杭周充填液を注入※2しながら適宜混合撹拌をする。
杭周充填液注入した後、根固め液を注入し根固め部を築造する。 その後、(膨張型の場合は杭周充填液を注入しながら)掘削ヘッド、オーガースクリュー、撹拌ロッドを孔中より引上げる。
この孔中に鉛直性を確認しながら、先端開放杭を自沈挿入、回転キャップにて回転圧入またはモンケン軽打・圧入して、杭を所定位置に設置する。

※2 膨脹型の場合、注入手順が根固め液注入後となる場合があります。

《施工順序》

※クリックで拡大表示します

《支持力発現方法》

セメントミルクによる拡大根固め

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支持層の確認方法

土質柱状図とオーガ掘削時の電流値との比較

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支持力算定式

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  押込み方向の支持力算定式 PDF
  引抜き方向の支持力算定式 PDF

施 工

《施工地盤》

流水の激しい地盤及び崩壊しやすい地盤は検討が必要

《施工能率》

φ500-400~φ800-600-35m : 100~150m/日

認定番号 取得年月日 適応杭径 適応先端地盤 適応施工長
TACP-0564 2018.08.22 節ぐい※φ440-300~φ1200-1100

ストレートぐい※φ300~φ1200
※拡頭ぐい含む
砂質地盤 68.5m以下
TACP-0563 礫質地盤 68.5m以下
TACP-0562 粘土質地盤 60.0m以下
GBRC性能証明
第18-15号
2018.10.24 押込み方向の認定に従う

使用する杭材はこちら

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