ジョイントカプラ工法


ジョイントカプラ工法はジャパンパイル株式会社とセンクシア株式会社の共同開発によって、一般社団法人 日本建築センターより一般評定を取得した工法です。

〇鍛造製杭頭接合金物「ジョイントカプラ」:国土交通省大臣認定MSTL-0484、MSTL-0532

〇ジョイントカプラ工法:BCJ評定-FD0554-04 センクシア株式会社、ジャパンパイル株式会社


工法概要

ジョイントカプラ工法は、SC杭および鋼管杭の杭頭部にジョイントカプラ(大臣認定品)を溶接した後、上端に定着体を有する定着アンカーの下端をジョイントカプラに螺合し、 さらに、ジョイントカプラ内および杭頭部の周囲にコンクリートを打設することによって、杭頭部とパイルキャップを一体化する工法です。


施工例


ジョイントカプラ

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標準的な施工法

①清掃とジョイントカプラ取付け位置のマーキング
②ジョイントカプラの組立溶接
③定着アンカーのねじ込み
④ジョイントカプラの溶接(異形隅肉溶接)


工法の特長

特長1:高強度SD490、太径D41の使用が可能です。
特長2:在来工法に比べて仮想RC円柱体の直径を大きく評価できます。
⇒曲げ耐力の向上、杭頭廻りの過密配筋の解消が期待できます。
特長3:定着体の効果による定着長の短縮
⇒パイルキャップの縮小化が図れ、掘削土・基礎コンクリート等の費用軽減が期待できます。
特長4:過密配筋による基礎主筋への干渉にも配慮した設計・施工方法を実現
⇒設計曲げ耐力を満足させるために必要な施工配置条件を明確化し、この配置条件に則った現場施工を
 実施することで、確実に設計曲げ耐力を確保できた杭頭接合部の提供が可能です。
特長5:杭頭接合部の回転剛性を考慮した設計が可能
⇒杭頭接合部の回転剛性を考慮することで、杭頭部に発生する曲げ応力を軽減し、効率的・経済的な
 杭頭接合部の設計が可能です。
 


特長4

特長5

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適用範囲

  • 杭の種類・杭径
    SC杭:400mm~1200mm
    鋼管杭:400mm~1500mm
  • 鋼管板厚
    9.0mm以上
  • 定着アンカー
    材質SD490、径D41
  • 基礎コンクリート
    24N/mm2~60N/mm2

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