2007.08.01

東京地域の細砂層に支持された場所打ち杭の杭先端載荷試験(AIJ1994)

小椋仁志(ジオトップ)・大杉文哉(久米設計)・妹尾博明(大成建設)・岸田英明(東京理科大学)

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集(東海), pp.1343-1344
■発行所:日本建築学会
■発行:1994/9

試験概要試験地盤土質柱状図とN値を図2に示す。試験杭はGL-42m以深のN値が50以上の細砂層に支持されている。試験杭 杭は杭径1.2m、長さ47.Omのアースドリル工法による場所打ち杭であって鉛直支持力を増すために支持層に約5m根入れしている。.先端ジャッキ  筆者ら成れ,までの杭先端荷試験ではオスタパーゲのジャッキを用いてきたが、日本の場所打ち杭に適用するにはいくつかの問題点があるため、今回の試験では新たに製作したものを使用した。ジャッキの外径・設計容量・設計ストロークは、それぞれ810mm・1,200tf・300mmである。ジャッキには直径1,050mmのフランジを取り付けている。ジャッキ底面の設置位置は杭先端から30cm上方とした。設置図1先端抵抗手順は、文献2〉と同じである。

Download