2007.04.20

大口径長尺埋込み杭の先端載荷試験 −試験結果と課題−(JGS2006)

小椋仁志(ジャパンパイル)・小松吾郎(過パンパイル)・須見光二(ジオトップ)・大島 章(日本コンクリート工業)・山森貞樹(山森製作所)

■掲載誌:第41回地盤工学研究発表会講演集(鹿児島), pp.1561-1562
■発行所:地盤工学会
■発行:2006/07


建築分野においては既製杭工法の大径化や高支持力化が進んでいるが、それに伴い鉛直載荷試験において載荷重が過大となりその確保が困難になってきている。一方、2002 年に地盤工学会で基準された先端載荷試験方法1)では、大きな静的荷重を比較的容易に載荷できる。今回、55MN の載荷が可能な先端ジャッキを製作し、大口径長尺埋込み杭に対して先端載荷試験を行った。本報では、この試験の概要とその結果、およびこの試験で分かった課題について述べる。

Download