2007.11.15

地震時における基礎の相互作用地盤ばねを用いた基礎形式別の応答(AIJ2003)

小林恒一(ジオトップ)・細野久幸(安井建築設計)・大場新太郎(大阪工大)・平松昌子(大成建設)・本田周二(日建ソイルリサーチ)

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集,構造IB-1,p349-350
■発行所:日本建築学会
■発行:2003/9

構造物の耐荷力や外力を受けた時の変形能力は、不確定要因によって影響を受ける。しかし、その影響の度合いは、不確定要因の種類や不確定要因の発生した位置によってあるいは構造システムの違いによって異なってくる。構造システムを構成する部材等にばらつきがあっても強度的にその影響が少ない構造形態や、構造システムを支える境界条件が変動しても弓鍍的に影響が少ない支持形態が望ましく、これを実現させる事が必要である。このような構造システムを、不確定要因に対するロバスト性が高い構造システムとする。そこで、本研究で、不確定要因(設計変数)のばらつきによって、線材で構成される構造システム全体の応力配分や変位が受ける影響(基準関数)の度合いを感度によって評価し、これによって得られる感度結果から構造システム全体のロバスト性を評価する弾塑性感度解析法を提案する。

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