2007.04.20

鳥取県西部地震で液状化した埋立地における摩擦杭(節杭)を用いた建物の状況(JGS2001)

小椋仁志(ジオトップ)・細田光美(ジオトップ)・吉塚昭広(ジオトップ)

■掲載誌:第36回地盤工学研究発表会(徳島),  p1725-1726
■発行所:地盤工学会
■発行:2001/06


2000年10月6日、鳥取県西部地震に襲われた米子市と境港市では、PHC節杭を用いた建物の数が160件にのぼっている。筆者らは、地震直後から、これらの建物の状況を調査した。特に、激しい液状化がみられた境港市の昭和町と竹内工業団地の両埋立地では、過半数の建物に節杭が摩擦杭として用いられていることもあって、重点的に調査を行った。本報告では、その調査報告書1)のうち、液状化が特にひどかった竹内工業団地の建物の状況について述べる。また、液状化地盤における基礎設計について考察を加える。

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