2007.11.15

埋め込節杭の荷重―沈下解析(その5:埋立地盤中の杭の解析)(JGS1998)

平山英喜(ジオトップ)・日高親文(ジオトップ)

■掲載誌:第33回地盤工学研究発表会(山口),E-4 702,p1409-1410
■発行所:地盤工学会
■発行:1998/7

(その1〜2)1)でまとめた荷重伝達法のインプット定数算定式は、自然地盤中の杭の載荷試験のデータベースに基づいたものである。その後、埋立地盤9件・盛土地盤1件で、同じ施工法(MT工法)の杭に対して、設計支持力の妥当性確認を目的とした載荷試験が実施された。各試験においては、設計支持力の3倍余りまでの杭頭荷重一杭頭沈下量のデータが得られている。本報では、この10件の載荷試験の荷重一沈下関係を、前述のインプット定数算定式を用いた非線形荷重伝達法により解析する。計算沈下量を実測沈下量と比較し、埋立地盤を主とした人工地盤中の杭に対する上記算定式の適用性を検討する。

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