2007.09.01

杭頭半剛接合工法を用いた既製杭の設計例(AIJ2007)

田中 佑二郎(ジャパンパイル)・小林 恒一(ジャパンパイル)・小林 勝已(フジタ)・佐々木 聡(フジタ)・内海 祥人(岡部)・松山 俊樹(岡部)

■掲載誌:2007建築学会大会,p609-610
■発行所:日本建築学会
■発行:2007/8

近年、水平力が作用した杭頭部に生じる曲げモーメントを低減させる半剛接合工法について多くの研究開発が行われ、報告されている。杭頭を半剛接合部とすると、杭頭の固定度が低減され、杭頭部に作用する曲げ応力を低下させることができる。その結果、杭断面、基礎梁断面および配筋を合理的に設計できるため、基礎部全体のコストダウンが可能となる。
筆者らは、施工が簡便な杭頭半剛接合工法として、丸鋼と定着板からなる定着筋を用いた工法の開発を行った。本報告では、本工法を用いた既製杭の設計例を示す。

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