2007.08.01

埋込み杭工法の掘削孔から連続採取したコアの圧縮強度(AIJ1999)

日野真紀子(ジオトップ)・小椋仁志(ジオトップ)

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集 構造IB-1,p721-722
■発行所:日本建築学会
■発行:1999/09

既製杭の埋込み工法に用いる注入液(根固め液、杭周充填液)の強度管理は、通常はプラント(注入液の練り混ぜ装置)で採取した試料を用いて行っている。しかし、掘削孔中に注入した場合、掘削土が混入するため強度が低下するものと思われるが、その強度を測定した例は少ない。そこで、筆者らは、節杭のプレボーリング工法において掘削孔に注入した後の充填材の強度を調べることを目的として、固結した注入液をコアボーリングによって連続的に採取し、その圧縮強度を測定した。本報告は、その測定結果と、プラントで採取した注入液の強度との関係などについて述べたものである。

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