2007.08.01

S波速度同定のためのレーリー波探査システム(その4)(JSF1992)

桑山晋一(ジオトップ)・時松孝次(東京工業大学)

■掲載紙:第27回土質工学研究発表会,p961-962
■発行所:土質工学会
■発行:1992

 レーリー波探査は人為的に地表面で振動を起こしレーリ一波の卓越した振動を発生させ、その分散性より地盤構造を推定するものである。従来より行なわれている手法は起振源を含む直線上の2地点で測定した波形に対して、スペクトル解析を行なうものである。しかし、この方法では特に測定波長が短い場合に安定した分散曲線が得られないことがある。本報告では起振源に対して複数のセンサーを直線状に配置する探査システムを開発し、従来手法と比較してその有効性を検討する。

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