2007.11.15

基盤の局所沈下に伴う敷設HDPEジオメンブレンの伸び挙動評価の模型実験(JSCE1998)

野本哲也(宇都宮大学)・今泉繁良(宇都宮大学)・坪井正行(宇都宮大学)・二見智子(ジオトップ)

■掲載誌:土木学会第53回年次学術講演会,III-B370,p740-p741
■発行所:土木学会
■発行:1998/10

 管理型最終処分場に遮水工として敷設されるジオメンブレンは、集水管まわりの覆土の施工時の不十分な締め固め等により局所沈下を生じる。これに関して、力学的観点からGiroud、今泉らにより沈下に伴い生じる応力を評価する方法が提案されているが、これらの妥当性を裏付ける実験的検証はなされていない。そこで、基盤土上の下地保護土の厚さ・ジオメンブレンの剛性・拘束圧力の条件を一定として基盤土の沈下形状およびジオメンブレンと地盤との接触面の摩擦特性を変化させて実験を行い、それらがジオメンブレンのひずみ分布および伸び量やひずみ分布に与える影響について検討した。

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