2012.10.20

先端および中間部に拡径部を有する杭の支持力特性に関する模型実験(その1 実験概要・中間拡径部の支持力特性)(AIJ2012)

金子 治(戸田建設)、今村眞一郎(西松建設)、宮田勝利(三井住友建設)、戸田 哲雄(大豊建設)、飯田 努(ジャパンパイル)、 田中 昌史(大洋基礎)

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集(東海) 構造Ⅰ, pp.419-420
■発行所:日本建築学会
■発行:2012/9

 建築物の耐震安全性確保や長寿命化のためには基礎構造の支持性能が確保されることが必要である.場所打ち杭では先端部を拡大して大きな鉛直支持力を得る拡底杭が多く用いられているが,中間部にも拡径部を設けることで,より小さい軸径,短い杭長で支持力を確保し,かつ抵抗機構を分散して地盤特性の不確実性のリスクを分散できる工法も開発,実用化されている.
 この工法では,拡径傾斜部における荷重伝播機構を考慮して押込み支持力や引抜き抵抗を評価した上で,地盤特性に応じて適切に拡径部を配置することが重要である.そこで,縮小模型により実大規模の応力状態を再現できる遠心載荷装置を用いて,拡径部の形状や配置間隔が支持力特性に及ぼす影響について検討するための鉛直載荷試験を行った.
 その1では実験全体の概要と直杭・拡底杭との比較により中間拡径部の支持力特性を評価した結果を示す.

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