2007.10.01

円形断面鉄筋コンクリート部材の耐震性能評価に関する研究-その4:大径断面RC部材のせん断実験(AIJ2002)

矢野伸司(ヨーコン)・山田和夫・山本俊彦・中野秀夫

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集,C-2,p337-338
■発行所:日本建築学会
■発行:2002/09

 筆者らは、従来から円形断面鉄筋コンクリート(以下、RCと略記する)部材の逓信性能評価に関する一連の検討を行なっているが、これまでに実施した実験では、断面直径が300mmの小径モデル試験体を用いているため、実験によって得られた知見の適用性および凡用性を明らかにするためには、実験結果に及ぼす試験体寸法の影響についても検討が必要である。そのため、本研究では、断面直径が600mmの大径モデル試験体を用いて、円形断面RC部材の曲げ・せんだん挙動に関する一連の検討を行なった。

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