2025.10.06
構真柱-杭間の軸力伝達に関する研究 その1:付着強度確認実験の計画と安定液吸着性状(AIJ2025)
夫大僖(日建設計)、向出静司(大阪工業大学)、小野潤一郎(日建設計)、木村征也(日建設計)、佐野大作(戸田建設)、小林努(日本製鉄)、小松吾郎(ジャパンパイル)、大西昭(川田工業)、小林光博(駒井ハルテック)
■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集(九州),構造Ⅲ,pp.1723-1724
■発行所:日本建築学会
■発 行:2025/9
地下を有する超高層建物では,工期短縮に向けて逆打工法を採用することが多い.この場合,パイルド・ラフト基礎として杭と耐圧スラブを併用し,施工計画で想定した軸力分担で設計することになる.一方,地下躯体が深くなる場合には地下躯体構築前に地上躯体が完成され近年のさらなる高層化や大スパン化もあって,10,000t程度の高軸力を構真柱で負担する事例がある.
本研究では,高軸力を負担する構真柱を対象とした合理的な軸力伝達機構の確立に向けて,図1 のようにCFT 柱を場所打ちコンクリート杭内に埋込み,開断面へと切替わるディテールを提案する.軸力伝達要素としては,CFT柱と開断面の切替部における支圧抵抗力や,鋼板とコンクリート間の付着抵抗力,シアキーによるせん断抵抗力,構真柱先端の支圧抵抗力に期待するものである.
(その1)および(その2)では,知見の少ない泥水中でのコンクリートと鉄骨の付着に着目し,安定液を想定した試験体を用いて実施した押抜き試験計画および安定液吸着試験について報告する.
■発行所:日本建築学会
■発 行:2025/9
地下を有する超高層建物では,工期短縮に向けて逆打工法を採用することが多い.この場合,パイルド・ラフト基礎として杭と耐圧スラブを併用し,施工計画で想定した軸力分担で設計することになる.一方,地下躯体が深くなる場合には地下躯体構築前に地上躯体が完成され近年のさらなる高層化や大スパン化もあって,10,000t程度の高軸力を構真柱で負担する事例がある.
本研究では,高軸力を負担する構真柱を対象とした合理的な軸力伝達機構の確立に向けて,図1 のようにCFT 柱を場所打ちコンクリート杭内に埋込み,開断面へと切替わるディテールを提案する.軸力伝達要素としては,CFT柱と開断面の切替部における支圧抵抗力や,鋼板とコンクリート間の付着抵抗力,シアキーによるせん断抵抗力,構真柱先端の支圧抵抗力に期待するものである.
(その1)および(その2)では,知見の少ない泥水中でのコンクリートと鉄骨の付着に着目し,安定液を想定した試験体を用いて実施した押抜き試験計画および安定液吸着試験について報告する.

