Smart-PILECAP構法
Smart-PILECAP構法は、一般財団法人 日本建築総合試験所(GBRC)より建築技術性能証明を取得した杭頭接合構法です。
構法概要
本構法は、SC杭の杭頭部を、本構法独自の補強筋を配筋したパイルキャップに定着させる構造です。杭-パイルキャップ-基礎梁からなる構造実験を行い、 定着筋方式においては杭頭接合面耐力、埋込み方式においては埋込部耐力をそれぞれ確認し、併用方式においてはそれらの累加が成立することを確認しました。 これより、従来よりも合理的な杭頭接合部の設計が可能になりました。
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| Smart-PILECAP構法 | リーフレット (1,192KB) | ![]() |
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| 建築技術性能証明書 (710KB) | ![]() |
埋込み部補強筋
適用範囲
本構法は、SC杭に適用し、1つのパイルキャップに1本の杭を配置することとします。
ただし、定着筋方式の場合は、1つのパイルキャップに複数本の杭を配置することができます。
パイルキャップに埋め込んだSC杭の中空部には、パイルキャップと同じ強度の中詰めコンクリートを打設することを推奨しますが、その要否は設計者判断とします。杭頭定着筋にはNewJ-BARを使用します。
杭工法は、ジャパンパイル株式会社が国土交通大臣認定、評定を受けた施工法とします。
また、本構法の設計および監理は、ジャパンパイル株式会社による技術説明・協力を受けた一級建築士事務所、施工は、ジャパンパイル株式会社による技術指導を受けた施工会社が行うこととします。
構造実験に基づく耐力式
実大スケールの構造実験を数多く行い、実験で得られた耐力を適切に評価する耐力式を構築しました。
特に、これまで知見が不足していた埋込部耐力については、「埋込み長」、「コンクリート強度」および「埋込部補強筋の仕様」をパラメータとする耐力式としました。
本構法は、一般財団法人 日本建築総合試験所(GBRC)より建築技術性能証明を取得しました。

実験状況

GBRC性能証明 第25-25号
(2025年9月30日)
構法の特長①
接合面耐力と埋込部耐力とを累加して、接合部耐力とします。
埋込み部を設けることで、杭頭定着筋を減らす、あるいは無くすことができるため、パイルキャップ内の過密配筋を解消できます。
また、併用方式により従来よりも高耐力の杭頭接合部にできるため、鋼管厚の厚いSC杭を採用できます。
構法の特長②
接合面耐力は、解析断面を円環断面とし、コンクリートの支圧係数φcを考慮した断面解析により求めます。
杭と杭頭定着筋が同一仕様であれば、従来工法よりも大きな曲げ耐力を取れます。
構法の特長③
杭頭接合部の回転剛性を評価しました。このため、地震時に杭頭で発生する曲げモーメントを小さくできます。







